
情緒の安定
感覚を通じたリラクゼーション キネティックサンドの「流れるような動き」や「しっとりとした感触」を味わうことで、脳に心地よい刺激を与え、緊張を和らげます。
非言語的な自己表現 言葉にするのが難しい感情やイメージを、砂を「固める」「崩す」といった自由な造形活動を通じて表現し、ストレスを発散します。
| 対象年齢:低学年 |
| 対象人数:4 |
| 実施時間:15 |
| 授業形態:一つのテーブル(共有スペース)を囲みながらも、各自が自分のトレイや砂に集中できる環境です。狙い: 集団の中にいながら自分の世界に没頭することで、安心感を得ながら社会性の第一歩を踏み出します。 |


導入:砂の感触を楽しむ(感覚刺激)
まずは素手で砂に触れ、キネティックサンド独特の「動き」や「質感」を確かめます。
狙い: 触覚を刺激し、情緒を安定させながら活動への興味を高めます。

深化:見立て遊びとコミュニケーション(社会性の育成)
作ったものを食べ物や生き物に見立てて遊びます。自分の作ったものを見せ合ったり、型を「どうぞ」と貸し借りしたりするやり取りを発生させます。
狙い: 語彙を増やし、他者との関わり方を学びます。



型抜きを組み合わせて自分なりの世界を作り上げる過程で、表情が非常に穏やかになりました。砂を触る心地よさが情緒の安定をもたらし、前向きに学習へ取り組む土台となっています。

情緒面での成長
活動の合間に、箱の中の砂を「そぉっと」優しく触れる姿が印象的でした。砂の感触を五感でじっくりと味わうことで、自分自身の力で心を落ち着かせ、次の活動へと向かうための「静かな時間」を自ら作り出しておりました。
自己コントロールの習得
ただ遊ぶだけでなく、自分の情緒の変化に合わせて砂に触れ、リラックスを図るという「自己調整力」の芽生えが感じられます。指先の柔らかな力加減からも、心のゆとりとセルフコントロールが出来ていていつもの授業も落ち着いて受けてる事が出来ていました。


多久市立東原庠舎中央校
特別支援教室担任
伊藤由紀子先生
伊藤 先生
佐賀県
多久市立東原庠舎中央校 特別支援担任
モットー
「凸凹(でこぼこ)を強みに。自分らしく生きる力を。」


