マイドリームパピー ラッフルズを活用した授業実践レポート
(佐賀県 多久市立東原庠舎中央校)


情緒の安定と社会性
普段は多感な時期ゆえの葛藤から、授業や学校を抜け出すことで心のバランスを保とうとする生徒であっても、愛情を注ぐ対象(ラッフルズ)を介することで、自然と「ここにいて見守ってあげたい」という安心感に基づいた滞在意欲が生まれ、逸脱行動に頼らずとも良好な精神状態を維持する。
| 対象年齢:小学高学年 |
| 対象人数:1 |
| 実施時間:15分 |
| 愛らしい動きを見せるラッフルズへの「お世話」を通じ、視覚・触覚からの心地よい刺激を得ることで情緒の安定を図るとともに、自身が介助を行うという役割意識(責任感)を醸成し、衝動的な離席や教室外への逸脱行動を抑制する自己コントロール力を育む |

パピーがもたらす「安心」と「とどまる力」
5年生という、思春期の入り口に立つ多感な時期。 普段は、教室の閉塞感や学習への葛藤から、ふとした瞬間に教室や学校を抜け出してしまう生徒がいました。 しかし、目の前に「マイドリームパピー ラッフルズ」を置くと、その様子は劇的に変化しました。 本物の子犬のようにしっとりとした重みがあり、抱き上げるとクンクンと甘えた声を出し、すやすやと寝息を立てるラッフルズ。
以前のように外へ刺激を求めて飛び出すのではなく、パピーとの触れ合いを通じて自分自身の心を落ち着かせる「セルフリラクゼーション」の時間が、そこには流れていました命(のような存在)を慈しむことで得られる「静寂」と「深い集中」。 パピーを抱きしめながら、最後まで教室で過ごすことができた彼の背中には、確かな自信と心の安定が宿っていました。



・「居場所」の再定義による逸脱行動の解消: 教室外に刺激を求めて抜け出していた生徒が、ラッフルズを「守るべき存在」として認識することで、自らの意志で教室に留まり続けるという劇的な行動変容が見られました。
・非言語による愛着形成と責任感の芽生え: 言葉による謝罪や約束が難しい高学年男子にとって、パピーの反応に応える「お世話」という非言語のやり取りが、自己有用感と責任感を自然な形で引き出しました。
・触覚刺激による高度なストレスマネジメント: パピーを抱く、撫でるといった感覚刺激が、多感な時期特有の心の緊張を安全に解きほぐし、活動後には次の学習へ向かえるほど情緒を「リセット」させる効果を発揮しました。

「動くペット玩具」の介在が、高学年男子の『とどまる力』と『慈しむ心』を引き出した価値ある実践
情緒面:守るべき存在がもたらす深いリラクゼーション
•評価:
「マイドリームパピー ラッフルズ」の寝息や重みといったリアルな感覚刺激に没頭することで、高学年特有の心のトゲが緩和され、顕著な情緒の安定が見られました 。
•感想:
以前は教室を抜け出すことでしか心のバランスを保てなかった生徒が、パピーを優しく撫で、見守るという反復動作を通じてカタルシス(心の浄化)を得ていました 。
•【気づいたこと】
感覚刺激が社会的な行動へ繋がる可能性今回の実践を通じて、高学年の生徒であっても、五感に訴えかける「守るべき存在」には素直に心を開き、無心になって向き合えることが再確認できました 。パピーと過ごす中で生まれた「静かな調和」は、単なる遊びを超え、生徒が自分自身をコントロールし、環境に適応するための重要なステップとなりました。


多久市立東原庠舎中央校
特別支援教室担任
樋渡亜紀先生
樋渡先生
佐賀県
多久市立東原庠舎中央校 特別支援担任
モットー
「そのままの君が、いちばん輝ける場所をいっしょに。」

マイドリームパピー ラッフルズ
進化形、夢のペット!
本物の子犬みたいに動き、撫でることで感じて、答えてくれる夢のペット。

